糺の森財団についてAbout TADASU NO MORI Foundation
糺の森財団の活動
世界遺産史跡糺の森・国宝賀茂御祖神社(下鴨神社)とその祭事は、2000年以上守り引き継がれた貴重な人類の遺産です。
しかし、現代の急速な都市化や環境変化によって、史跡糺の森は荒廃の危機に直面し、また賀茂御祖神社の各社殿群も、近年の技術者不足や資材調達の難しさなどから、その保全には大きな経費が求められています。また糺の森に伝承される伝統祭事や古典芸能等も、後継者不足が深刻な問題となっております。
当財団は、人と自然の関わりの中で創り、守られてきたこの遺産を後世に継承するために活動して参りました。その活動が認められ、平成21年12月、内閣府より「公益財団法人」に認可(府益担1030号)されました。これにより、当財団へのご寄附や会費は、税額控除対象・損金扱いとなります。
このかけがえのない遺産を未来へ引き継ぐため、保全事業へのご支援をお願い申し上げます。
糺の森財団のおもな取り組み
保全事業
世界文化遺産「糺の森」の記念物や森に生息する動植物、森の環境や景観、そして国宝や重要文化財の神社の建築物や美術工芸品、古文書など貴重な文化財を保存するための助成。
重要文化財社殿の修理
摂社御蔭神社参道の整備
植栽事業
糺の森の後継樹育成事業を実施。
糺の森市民植樹祭の様子
賀茂祭(葵祭)や御蔭祭、御手洗祭、夏越神事、流鏑馬神事など糺の森に伝承される祭事を守り、伝え、後継者を育成するための助成。
前記に関する調査研究への助成。
糺の森保存事業の普及広報活動の実施。